<Header>
<Author: 蔡希寂>
<Title: 洛陽客舍逢祖詠留宴>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 洛陽（らくやう）の客舎（きゃくしゃ）にて祖詠（そえい）に逢（あ）ひて留宴（りうえん）す>
<BookPage: 311>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
緜緜鐘漏洛陽城，
客舍貧居絕送迎。
逢君貰酒因成醉，
醉後焉知世上情。
<End Poem>
<Translation>
洛陽の町に夜がふけ、時刻を報ずる太鼓がやたらと長く打ちつづけられている。旅さきの假住居には、平生には來客を迎えたり送ったりすることはない。今夜はめずらしく君に逢えたので、酒を買って酌みかわしたので、だいぶ酔うたよ。酔ってしまえば、薄っぺらな俗物どもの世間のことなど、どうせ知ったことじゃない。平生の鬱憤がすっかり晴れた氣持ちだよ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
洛陽の町に夜がふけ、時刻を報ずる太鼓がやたらと長く打ちつづけられている。
旅さきの假住居には、平生には來客を迎えたり送ったりすることはない。
今夜はめずらしく君に逢えたので、酒を買って酌みかわしたので、だいぶ酔うたよ。
酔ってしまえば、薄っぺらな俗物どもの世間のことなど、どうせ知ったことじゃない。平生の鬱憤がすっかり晴れた氣持ちだよ。
<End Formatted Translation>